フットサルの競技規則の改正、または解釈の変更等について解説します。
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“フットサル競技規則の解釈について”
(2005年1月3日 日本サッカー協会審判委員会フットサル部会発行)
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第4条 (競技者の用具)関係
- 競技者は、自分自身あるいは他の競技者に危険となるような用具その他のもの(宝石類を含む)を身につけてはならない。宝石を含む装飾品は一切着用が認められない。テープで覆うことも認められない。
- シンガードは、“それなりにそれ相応の保護に役立つ”ものを着用しなければならない。
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第8条 (試合時間)関係
- 前後半等終了の0.01秒前であっても、ボールがゴールに入ったならば、得点は認められ、相手チームにキックオフを行わせる。逆に、終了のブザーが鳴った後にボールがゴールに入った場合には、得点は認められない。
- タイムアウトの要求は、監督だけでなく、補助コーチが行っても良い。しかし、選手は勿論、トレーナーなどその他の役員からの要求は認められない。
- 交代時にライン上近くにいる者を退場させた場合、競技者か交代要員か不明確になるのでタイムアウト時の交代は認められない。タイムアウト終了後、キックインなどでボールがインプレーになった後に交代することができる。
- 1分間のタイムアウトの計測は、ボールがアウトオブプレーになったときから次にボールがインプレーになったときまでである。ベンチ前に集まって戦術的指示を与えられる時間が1分間ではない。
なお、TVコマーシャルを放映する時間をとるために、各ハーフタイム30秒のタイムアウトを2回取っている国があるが、これは認められない。
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第12条 (反則と不正行為)関係
- スライディングタックルは、体を滑らせて相手のコントロールしているボールにタックルする場合、反則とする。ルーズボールに対して、あるいは体を滑らせずにタックルしたものは反則とならない。また、ゴールキーパーが自分のペナルティエリアを出てスライディングタックルしたものは、反則である。
- 「ゴールキーパーが保持していたボールを離した後、ボールがハーフウェイラインを越える前に、または相手側競技者によって触れられるかプレーされる前に、味方競技者からボールを受ける」プレーは間接フリーキックとなる反則である。最初のゴールキーパーのボールの保持について、完全にコントロールする場合のみ、“保持”したと解釈する。
例えばシュートが打たれて、セービングしてようやくはじいたボールは、ゴールキーパーが完全にコントロールしていないので、はじかれたボールは味方フィールドプレーヤーからゴールキーパーに戻すことができる。ただし、ボールをキックで戻したなら、ゴールキーパーはボールを手で触れることはできない。手以外の部位で扱うことは可能。
- オブストラクションなどのプレーを、身体的接触をもって行った場合、間接フリーキックはなく直接フリーキックを与えなければならない。
- 決定的な得点の機会が阻止された場合は、退場処分が下される。しかし、もしアドバンテージが適用された場合、得点の機会は阻止されなかったので、警告のみとなる。
- ハーフタイムに“選手”を退場させた場合、それが競技者なのか交代要員なのか判明しないので、退場を命じられた選手は後半プレーできないが、チームとしては前半と同じ人数(例えば5人)でプレーすることができる。
- 得点の喜びを表すためにシャツをまくり上げるのは許されるが、完全に脱ぎ去ることや頭にかぶることは認められず、それを行った競技者は警告される。
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第13条 (フリーキック)関係
- ペナルティエリア内で攻撃側が反則した場合に守備側チームに与えられるFKは、直接、間接に関わらず、エリア内のどこから行ってもよい。
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第14条 (累積ファウル)関係
- 5つ目の累積ファウルが犯されたときには、タイムキーパーはブザーとシグナルで5つ目のファウルが犯されたことを知らせる。
- 第2ペナルティーマークからフリーキック等、“壁なしのFK”が前後半(延長も含む)の終了直前に与えられた場合、ペナルティーキックと同じく、キックの結果を見るまで時間を延長する。
- 第2ペナルティーマークからフリーキックやペナルティーキックに対して、4秒ルールは、キックオフのときと同じように適用されない。
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試合の勝者を決定する方法(ペナルティーマークからキック)関係
- ペナルティーマークからのキックは、コイントスに勝った方のチームが最初にけるのか、後にけるのかを決める。
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“第3種以下の競技会におけるフットサル競技規則の適用について”
(2005年2月17日 日本サッカー協会発行)
2005年4月1日より適用します。 |
第9条 プレーの開始および再開
キックオフ 「キックオフから直接得点することができる。」の後に次の条文を追加する。
(財)日本サッカー協会の決定
(財)日本サッカー協会などが行う第3種以下のフットサル競技会においては、キックオフから直接得点することはできない。
<日本協会の解説>(原文)
現在のフットサルにおいては、競技規則第9条(プレーの開始および再開)の規定に基づき、キックオフから直接得点することができるとなっている。
しかしながら、これは2000年のフットサル競技規則改正の折に単純にサッカーの競技規則に倣って規定されたもので、サッカーと異なりピッチの小さなフットサルには馴染みにくいものとなっている。
もっとも、全日本ユース(U-15)フットサル大会や全日本少年フットサル大会戦術においてこの規定を利用し、体格の大きな競技者が力任せにキックを行い、センターサークルの半径の3mしか離れていない相手競技者に向けてボールをけり、あわよくば直接ゴールしようとする光景が頻繁に見受けられる。これは、フットサルが本来目指すパスワークや高い個人技術を披露して相手ゴールを目指そうとする姿勢とは大きくかけ離れている。また、正しいフットサルの技術向上を阻害するだけでなく、フットサルの興味を失わせる結果となっている。 |